mushroom on the poolside

女の子はお砂糖とスパイスでできてない 

雨と自転車

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どしゃ降りの雨が好き

霧雨も好き

車内から フロントガラスで弾ける雨粒を見るのが好き

ぎこちなく窓を流れ落ちる水滴が好き

雨の日のプールが好き

雨上がりの曖昧な空が好き

雨粒が葉っぱにあたる音が好き

深い水たまりが好き

 

5年前の夏 

東京に来て 仕事もせず気ままな生活をしていた頃

移動手段は自転車だった

電車は好きじゃないし節約もしたかったから自転車が最適だった

それに もともと自転車に乗ること自体好きだった

 

 

大した目的があるわけではなく

何かそれっぽい用事を作っては きわめ氏を強引に連れ出し

自転車を漕いで出かけた

下北沢のアパートを出て 右に行けば渋谷や新宿

左に行けば高円寺や吉祥寺

 

目的も情報もない思いつきの自転車ぶらり旅だ

スマホも持っていなかったから 迷ったら地図を見たり交番で教えてもらったりした

 

池袋、なんか全部デカイ、あと帰るのダルい

井の頭公園、家族連れと カップルと 蚊が半端ないな

東京駅だー国会議事堂だー皇居だー!!え?何でみんな走ってるん?

東京タワー、おーライトアップきれー!!え?警察?いや、この人は兄じゃないです(笑)え?私?未成年じゃないです!!

 

 

汗だくになりながら東京中を2人で走った

 

 

夕方になると 毎回激しい通り雨にあって

雨が痛いっ!!

道が川になっとる!!

まつげとれたー最悪ー!!とか言いながら大声で笑った

メイクも 日焼け止めも 汗も 不安もサンダルも 

全部 全部流されて 2人ともぐじゃぐじゃになったけどなんだかスッキリした

 

 

その夏は 何度も何度も 雨に打たれに出かけていった

 

 

 

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※その時乗っていた自転車は

コーナンで買ったカゴ付きのママチャリと(きわめ氏使用)

下北沢のビレヴァンで買った緑色の折りたたみ自転車で(自分使用)

2台とも盗まれてしまって もうきっと戻ってくることはないけれど

遊びに行くときも 泣いた帰り道も いつも自転車に乗っていたから

また、同じ緑のを買ってしまうと思う

 

 

 

電車には魔物がすんでおります

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朝の通勤ラッシュの時間帯には

誰が悪いとかではなく

自分ではどうにも防ぎようのない事態に巻き込まれてしまうことがある

 

私の身長は153cmなのだけれど

長身の女性からは小さくてかわいいとか言われるサイズ(当社比)

丁度 平均的な日本人男性の肩くらいのサイズ

丁度 素敵女子のポニーテールの毛先が眼球を直撃してくるサイズ

丁度 素敵女子のやたらいかついバッグの角が肋骨にめり込んでくるサイズ

丁度 満員電車の人と人の隙間に滑り込めるサイズ

丁度 挟まり過ぎて宙に浮いたまま身動きがとれなくなるサイズ

丁度 ポケットから携帯を出そうとしたおっさんの肘がみぞおちにヒットするサイズ

丁度 つり革に捕まったおっさんとおっさんの脇の間にすっぽりと顔が納まるサイズ

 

あの夏の日の 酸っぱい出来事は 今も脳裏に焼きついて消えることはない・・・

 

自分のテリトリーを死守しようとするかのように背中に押し付けられるスマホ

譲ったまま座られることのない座席

急ブレーキに耐えられるはずもないヒール

人にもたれてマジ寝

二日酔いのため息

キツすぎる香水

 

ほとんどの無関心と

少しの悪意と

ギリギリの秩序を乗せて

今日も電車は走る

こんなことに慣れてしまいたくはない

 

最近チャリ通を本気で考えている

私の最弱の肺は都会の排気ガスに耐えられるだろうか・・・

 

 

 

★最近流行っている満員電車でのやり過ごし方(当社比)

 

深呼吸をします

妄想中2病を発動します

嫌な気分を魔法に変えます

魔法陣とかが社内に浮き出てきて何か強いドラゴンとか召喚します

はい!!決めゼリフ!!

 

この混沌なるカオスへようこそ

ふふふ 貴様ら私と同じ電車に乗り合わせてしまった己の運命を呪うがいい

我が名は・・・・・・・あ!!やっべ 

 

すみません降ります 降りまーす!!

東京

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地元を離れる時 私は

恋人に振られても未練がましくすがりつく女の様に

「行きたくないよぅ」を連呼する

うざい 確実にうざいよ

 

 

お土産という名目の大量の救援物資と共に

仕方なく東京へと向かう車に乗り込む

仕事を中断し玄関先まで見送りに来てくれる 父と 未だに別れ際涙ぐむ母と

嫌々こたつから引きずり出された我が家の愛犬

ぐずぐずと稼いだ時間も虚しく 容赦なく踏み込まれるアクセル

 

3つの影が見えなくなって

やっと諦めがついた心にテロップが流れる

 

 

----この物語はフィクションです---- 

 

 

そう フィクションだ

5年前まで現実だった地元での生活はもうリアルではない

私の通常営業はコレ

 

 

小さくなっていく家族に手を振るとき

あぁ私に”必要なモノ”は全部

何もないと思っていた この場所に あったのだと思い知らされる

 

 

家族がいて

友達がいて

夏は河原や海でバーベキューをして

冬は焚き火をしながら満天の星を見て

お気に入りの道を犬とさんぽして

空が広くて

海がキレイで

 

七輪とタオルケットと大量の音楽CDを常載した

本当はベージュだけど シャンパンゴールドだと言い張っていた軽自動車で

家族と友だちと恋人と

時間も方角も気にせず

いつでもどこへでも行けた

 

私は今東京にいて

あぜ道を歩く代わりにアスファルトを踏みしめて

青空の代わりにビルを見上げて

海は泳ぐ場所ではなくなって

火を起こすスキルは役に立たないし

星空をノスタルジックで諦めている

 

  

東京は

こんなにも多くの物と人に溢れているのに

何もないなぁ と感じてしまうのは

 

私の要領の悪さとか アナログさとか 甘えのせいなのだけれど・・・

 

 

地元で過ごす 日々は

優しくて 暖かくて 無条件に愛されて 守られている

故に私の周囲警戒レベルは 0 だ

バブルスライム・・・

雑煮に溶けた餅・・・

それくらいゆるい

このまま溶けてしまって車から抜け出し

全て投げ出してしまおうか・・・

 

 

いや そんなことはしない

全部 全部 自分で決めたことなのだから

そうだ 戻ったらやらなければならないことがたくさんある 

 

ま、まずは装備を充実させて・・・

防御力を上げて・・・

それから通常営業に・・・

・・・

 

 

 

 

年末 実家に帰ったら・・・

 

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私の故郷は愛媛県の田舎で

海も山も近く とても穏やかな場所だ

軽自動車とヤンキーがやたらと多いのはどこの田舎も一緒だと思いたい

 

大学進学と同時に今治を離れるまで田舎の良さなんてわからなくて

都会の方が魅力的だった

観光名所 オシャレなカフェ エンターテイメント 

仕事 理想のライフスタイル 欲しいものは何でも都会にあって

そこに行けばなりたい自分になれるような気がしていた

 

まぁ、ものは物でしかなく 

何処にいようが関係なくて

全て自分次第だと理解するのだけれど

 

 

今年の年末は例年より早い26日からの帰省予定だったので

クリスマス前からそわそわして落ち着かなかった

正直クリスマスなんてどうでもよかったような気がする

特に予定があるわけでもなく 行きたい場所があるわけでもないのだけれど

1秒でも早く実家に帰りたいという欲求の方が強かったのだ

 

 

帰るたびに少しずつ街並みが変化しているのは少し淋しい

 

 

昔からあったデパートが駐車場になっていたり

よく遊んだ公園の遊具が鮮やかすぎる原色に変わっていたり

大型の格安スーパーばかりが増殖しているし

SATYがAEONになったことに何の意味があるのか・・・

同じではないのか?大人の事情というやつか?

 

 

年末帰省すると必ず会う友達がいる

誰かの家に集まって我慢大会のように眠気と戦いながら

思い出話や 近況報告や 日頃の鬱憤を 飽きもせず

朝まで話し続けるのだ

 

結婚をしていても 子供がいても それは変わらない

 

 

実家は飲食店を経営しているので31日の昼までは開店している

店の片付けが終わって

家族で ガキの使い と 紅白 を交互に見ながら

夕食に年越しそばを食べ、こたつにみかんで年を越す

 

1日は 初詣に行って 朝 みんな揃って新年の挨拶をし お雑煮を食べる

夜は また家族揃って食事をする

母の誕生日が近いので毎年母の食べたいものが 食卓に並ぶ

店が休みの日でも家族のために料理をしている父を手伝う

何でもない話から大爆笑が起こり全員がしゃべりだして

もう何がなんだかわからなくなるけれど

私はこの時間が大好きで

31日からのテンプレの流れが大好きで

うん 大丈夫だ 

今年も頑張ろうという気持ちになれるのだ

 

 

 

2015年も楽しい1年になったらええなぁ

 

 

 

それはそうと 実家に帰ると常に食べ物を提供され続けるのは何故なのか?

 

肉の膨張率がヤバイ・・・

 

 

 

 

 

シドは映画が大嫌いだって言っていたらしいけれど

  

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私が最初に好きになった映画は「LEON」だ

 

小学5年生の時 早朝に目が覚め

リビングに行くと、父が映画を見ていた

「おもしろい?」と聞くと

「うん」と答えた父の言葉を信じ

始まったばかりの「LEON」を一緒に観ることにした

 

家族を殺された女の子と、殺し屋の話

可愛く、ユーモラスで、切ない

特にマチルダが魅力的で彼女のような女の子になりたいと思った

 

父と「LEON」を観たことをきっかけに

暇な時はなんとなく映画を観るようになった

ビデオレンタル店に行って興味のある映画から順に観ていった

ラブストーリー・ドラマ・アクション・ホラー・コメディー

棚いっぱいの 誰かの物語・・・

 

 

映画館で映画を観るのは嫌いではないが

映画は家で1人で観るのが好きだ  

ハッピーエンドでもバッドエンドでもいいのだけれど

モヤモヤする映画はあまり好きではない

 最初の頃は本編前の予告を見て次に借りる映画を決めていたけれど

だんだん自分で探すようになっていった

好きな感じの映画に出会えた時は宝物を見つけたみたいな気分だった 

 

特別好きな役者や監督がいたわけではないけれど

この人が出ていた映画が面白かったから他の出演作も観てみよう

という程度にはお気に入りの役者もいた

 

 

高校生の頃、きわめ氏(バンドメンバーGt)に

ショーン・ペンが・・・」と映画の話をすると

「(おたくっぽくて)キモい(笑)」と言われたのを覚えている

その後に、彼は私よりも多くの映画を観るようになって

キャストや監督や脚本やその他

私がついていけない程に詳しくなっていく訳だが・・・

そして私に「きわめ氏あの時 キモい言うたくせに!!」と言い返される訳だが・・・

 

 

映画ばかり見ていた頃の私にとって

映画はファッションで

映画は文化で

映画は音楽で

映画は歴史で

映画は非日常で

映画はまだ知らない世界へ繋がる扉だった 

  

映画に出てくるホームレスの重ね着スキルの素晴らしさに感銘を受けた私は、

母親に後ろ姿を”浮浪者”と見間違われるほどホームレスファッションを習得したし

「SID&NANCY」を見てsex pistolsやRAMONSを聴くようになったし

Vivienne Westwood や穴だらけの服やエンジニアブーツを身に付け

PUNKを気取っていたしアナーキストについて考察したりもした

それからHippie文化や音楽に興味を持ちインドのゴアに行ってみたいと思ったし

ロウソクの作り方や釜の作り方を覚えた

大量のロウソクを制作し母に怒られたのは言うまでもない

 

 

チョコミントアイスの似合う女の子 という定義にも

映画でみた魅力的なヒロイン達が含まれていただろうし

”興味を持ったらとりあえず何でも自分でやってみないと気がすまない”

という周りの人間にとっては大変迷惑な性格のせいもあると思うのだけれど

私の数々の突発的な行動の”根源”にも 

いつか観た映画が材料として含まれている可能性は高い 

 

 

私の人生のひとコマを切り抜いて映画にしたら

どのジャンルに分類されるだろう?

サスペンスやホラーではあって欲しくないなぁ

まぁ、主人公は大体運良く助かる話が多いけど・・・

 

 

 

ぼーっとしているとすぐに人生が終わってしまいそうで恐くなったので山に登ってきた

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怠惰な自分から脱却するために

高尾山に登ってきた 

 

一度登ったことがある山だし 

日帰りで登るには丁度いい

今日は日曜日である

 

 

本当は、土曜日に行きたかったのだけれど

溜まった洗濯物や、朝食の片付けや、部屋の掃除やなんかをしながらアニメを見ているとあっという間に午後2時だったのだ

 

ん?私はAM7:00の目覚ましで 

何なら平日よりもスッキリと起床したはずではなかったか?

タイムリープした記憶はないが?

 

今から移動して-登山して-下山することを考えると不安だったので翌日に繰り越した

山をなめたらダメよ という楓さんの教えに従おう

 

山登りは明日にして準備運動がてら、今日(土曜日)は下北沢をぷらぷらしよう 

古着屋と本屋とCD屋を見て回って

ほとばしる物欲を抑えきれずに給料日になったら全部買おうと誓いを立てた

 

 

日曜日

 

 

PM12:00 高尾山口

コース1(赤)を登って コース6(赤紫)を下るプランだ

(高尾山HPからお借りしました)

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最初の坂がキツいのだけれど、ここを抜ければ・・・(;゚∀゚)=3はぁはぁ

・・・そうだったかも

もう1つ激キツい坂あってそれを抜ければ・・・ってあれ?坂が終わらな・・・

え?あれ・・・?(:.;゚;Д;゚;.:)??ゼェゼェ

・・・瀕死である

張り切りすぎました 

酸欠でぶっ倒れそうでした

高尾山なめてました 

許してください

 

瀕死状態の私 【金比羅台】なう(右下)(ヽ'ω`)うぇぇ・・・

えー?まだ 1/3 やん・・・疲れたよぉ・・・

 

 

か、帰ってもいいですか?・・・・(´・ω・`;)

 

 

い、いやいや!!(゚Д゚)シノ

何を言っているのだ私!!

諦めるなんてダメだ!!

そうだ!!麓で地図を見ながら、決心したのではなかったか!!

 

 

 

 

 

 

薬王院で十穀力団子を食べるのだと!!(`・ω・´)」キラーン

  

 

 

 

 

 

そうだ!!頑張れ私!!

よしっ!!甘酒も付(食い気味)はい頑張ります(`Д´)ノ!!

 

所々にあるパワースポット的な木や石など、もう無視である

団子いや・・!!頂上へまっしぐらである

 

バビューンと一気に【展望台】に到着した

ふふふ(ΦωΦ)私は知っているのですよ

前回、欲を出してここで普通の団子を買ってしまったからね

(大変美味しかったけれども)

 

天狗の所に着いてもっと美味しそうな団子を見つけた時は愕然としましたからね

(ΦωΦ)今回はつられませんよ・・・って!!!

 

なんかみんな升酒飲んどるー!!!

Σ(゚Д゚;エーッ!知らん知らん 前回こんなんなかったやん

 

飲みたい・・・

でも飲んだら絶対この後 登らないので却下(´∀`)あはは・・・

 

 

見ていない(ΦωΦ)

私は何も見ていない 升酒なんか、み、見てないんだからねっ(´;ω;`)ぶわっ

 

 テッテケテーとすごい勢いで人をすり抜け

 

 

 

 【薬王院】着 

団子ー(*゚▽゚*)うまー

甘酒ー(*゚▽゚*)うまー

天狗ー(*゚▽゚*)鼻ー

 

十穀力団子を思う存分モムモムと頬張りHPが全回復したので

そろそろ帰・・・違っ!!ここ頂上じゃねぇ!!(´・ω・`)あー

 

 ここから山頂までそう時間はかからない

 

 

 

体感10分くらいで【山頂】に着いた 

(´∀`)着いたー頂上だーはいトイレ行って下山しようー

 頂上滞在時間 30秒

 

 

 

うん 今回の目的は登山そのものだからね

絶景とか興味ないよね

 

 

 

帰り道は コース6 沢に沿って歩けるらしい

ちょろちょろと流れる水の音と

苔 シダ植物 飛び石 どうやら滝もあるらしいし

 滝!!(´∀`)ヒャッハー

 

 

 

 ぐんぐん下って、あっという間に下界へ戻ってきてしまった 

(´・ω・`)??

 

 

びわ滝・・・見てない(´;ω;`)!!

 

 

 

ー完!!ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日が30時間あったところで私の稼働時間はせいぜい17時間が限界だと思うよ

 

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ぼーっと生きていたら2週間も経過していた。

 

 

 

 

繰り返される毎日はそれなりに忙しくって、

同じ瞬間なんてないとわかっていながらも、

色んなことを疎かにしながら日々を消費しているような気がしてならない。

 

 

朝おきて

トイレにいって

朝ごはんをたべて

誰のためにしているのかわからないメイクをして

適当に選んだ服を着て

衣替えをしていないから寒いじゃねーかよちくしょーと震えながら駅まで歩き

満員電車に揺られ

不特定少数の悪意に巻き込まれ

ここは東京だから仕方がないと自分を説得しながら会社に向かう

充満しているタバコの煙と 社長の気分に支配されるオフィスの端っこで

本来の業務内容とは全く関係のない作業を強いられ

どうでもいいや、もう今日はサボってしまえと

仕事をしているフリをして ネットの世界よこんにちわ

なんとか発狂せずに定時を迎え会社を出る

 

 

会社を1歩出れば

今日1日の嫌なことはキレイになかったことになって

帰りの電車に揺られる人々も朝よりは余裕があるように感じられる

賑わっている下北沢の街を見れば不思議と元気にもなって

オオゼキで特売の肉や魚を入手できればさらにルンルン気分で

帰り道に緑道ではなうたを歌いながら 神メロキタコレー!!

と思いながら玄関の扉を開けた頃にはもうすっかり忘れてしまっていて

自分の脳みそのいい加減さを知る

最近何故か上手になったかぼちゃの煮付けを毎日飽きもせずに作ったり

オオゼキで買ったイカをさばくのに

もしこれが人間ならば、私は 今 腹わたを引きずり出し背骨を抜きとって

輪切りにしようとしているわけで、イカにもいるであろう家族に申し訳ないので

せめて美味しくいただきます 許してください なむ。と手を合わせたり

炊きたてのゴハンはおいしくてついついおかわりをしてしまいそうになるけれど

満腹中枢は正常に働いているはずだからと言い聞かせながら

バラエティやニュースを聞き流す

洗い物と洗濯を済ませ

お風呂に入り ほっかほかの私が完成した頃には

何でもない1日でも結構疲れていて

アニメを消化しながら毛布に包まっているといつの間にか1日が終わっている

 

東京に来て一番いいなと思ったことは深夜に目が覚めても

消し忘れたTVの画面が砂嵐になっていないこと

あれ、怖いけんキライ

 

好きなことを仕事にしたいけれど

仕事を好きになる方が楽な気がして誤魔化してみたり

仕事=「やらなければならないこと」≠ 好き=「自発的に行動すること」

強制的に好きなことをやらされると それも嫌になるんだろか?とか

不毛な考えをぐるぐるぐるぐる巡らせて何も行動しないまま

ぬるい布団に包まって2次元に逃避するのには飽きていないけれどうんざりしたので

 

次回、山に登ってきます!!